2007年10月22日

『ローグ・アサシン』

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 『ローグ・アサシン』
 監督:フィリップ・G・アトウェル
 主演:ジェット・リー
    ジェイソン・ステイサム

サンフランシスコ。深夜。銃撃戦の埠頭で、彼の相棒は、伝説の殺し屋ローグを仕留めた。―仕留めた、筈だった。
直後に相棒とその家族は惨殺され、現場となった相棒の家の焼け跡で、彼が見つけたのはローグの愛用するチタンの薬莢。
その日から、彼の“復讐”が始まる―

…久々に観たな、こんな駄作(苦笑)
なんというかもう、どんだけ無駄遣いすんねん、と。私のリー・リンチェイ(ジェット・リー)をどうするつもりだ、と。
師父が拳銃なんて有り得ない!(地団駄)
拳銃ならユンファ兄貴だろ!(なんか違)

敗因は多分、愛の足りなさだと思われ。監督の愛情が全然感じられないんだもんな。
そりゃ、ジェット・リーは本当に素晴らしい!って思ってるのは判るよ、判るけど、それはファンの愛情であって、制作側の愛情じゃ無いと思うんだ。
ストーリィそのものへの愛情も、各ディティールへの愛情も拘りも、感じられなかった。
日本の裏社会の描写が、『アメリカン・ヤクザ』(1993)の頃から殆ど変わってないってどうよ。変日本満載で、それはそれで低く笑えて面白い、っちゃ面白いんだけど。
ステイサムに日本語喋らせるんだったらもう少し日本語に聞こえる様に指導してからにしようよ。そんなわけ判らん発音でOK出すの止めようよ。それ、ステイサムにもステイサムのファンにも失礼だと思うよ。台詞でしょ、映画の。学芸会のお遊戯じゃないんだから。石橋凌の英語はもうちょっとましだったと思うよ。せめて、そのくらいのレベルになるまで練習させようよ。

とりあえず師父は今回お色気担当でした。ええ、間違いなく。なんなのその立ちポーズ&「手を挙げろ」って言われた後の腕の上げ方(@倉庫)
しかし師父の“目の演技”が必要以上にしっかりしてたもんで、すぐにネタバレしちゃったのは良いのか悪いのか(笑)
師父の嬉し得意気顔の可愛らしさと、黒微笑顔の怖さは堪能出来たから、それだけはよしとするか。

アクションシーンの師父はやはり美しい。アクション自体はカンフーではないけれど動きの根底に功夫がある。アクションに芯が有る、というか、現実味がある、というか。この人ならやる、という説得力。

誰かもっと師父への愛に溢れた人、師父のアクション映画を撮って下さい。僕らは師父のアクションに飢えています。(だって師父、「武術映画にはもう出演しない」って言うんだもん。でもアクション映画になら出てくれる訳でしょ?だったらアクション映画をー!美しい師父のアクションを観せてー!)

アクションが少なくったっていいんだ。ドラマがすっとんきょうだっていいんだ。師父への愛が有ればそれで僕らは満足なんだ。

…映画の出来不出来って本当に愛情で左右されるんだなあ、と、つくづく思い知らされた1本でした…

変日本の一環として、日本料理店のアクションシーンで、壁にへんちくりんな書がぶら下がってるんだが、「掃き溜めに鶴」は確認出来たけど「下手の横好き」は確認出来なかった!くそぉ、どうしよう、レンタル出たら借りて確認しようかなあ(そんな事の為に借りるのか)(いやもう一遍観る気しないし。観たらまた凹みそうだし。)

今作の名台詞(迷台詞?)は、私的にはステイサムの「オイシャサンゴッコダ」ではなくて、デヴォン青木の「サラダが食べたいわ」でした。

許せない一言はケイン君の「すいません!」ですな。あれは「申し訳ございません!」だろう!「すいません」とはなんだ、「すいません」とは!

 この先ネタバレなんで一応反転↓

実は相棒の一家の惨殺シーンから、おかしいなーとは思ってたんですよ。
トム自身が殺されるシーンって無かったじゃないっすか。
そんで、その後、ジョンを見たローグが逃げるでしょ。変だよなーって思って。ローグなら殺れるでしょ、と。なんで殺らないの?ん?あれ?もしかして?って。
ローグの顔の件でも、現在の顔にする前にどの顔だったか、って言う確認が無かったしさ。「今にも剥がれ落ちそうになってた」って表現で確認が取れなかった、と判断出来るけど、その辺りから、えー、トムなのー?そうなのー?、と。
で、師父の、倉庫での、目の演技。
ジョンを見る嬉しそうな視線と、妻子の事に触れられたときの目。あれで、あー、やっぱり、これはトムだ、と確信。
ネタバレちゃうとさー、師父だけど中身はトムだよなー、って思っちゃってさー、なんかこう、興醒めだわ!ってなっちゃってなー(苦笑)

こうなったらローグ主役でスピンオフ希望。トムとしての人生は闇に葬ってこれからはローグとして生きて行くの。師父のアクション全開のローグ映画撮ってー(無いから)

ジョンの裏切り行為、に関してはもうどうでもいいやー。唐突過ぎるというか、それじゃ彼を突き動かしていたものは結局なんだったの?己の罪への購いだったの?とかもう興ざめ甚だしいので。
種明かしでこんなに凹んだのって初めてかも知れない。




posted by radwynn at 14:48| Comment(0) | Movie | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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